第6章 踏み出す勇気
すばるside
今こいつ何て言うた…………?
触りたい…やと…!?
あかんやつやん…(汗)
それは触れ合いを必死に堪え忍んでる男には
絶対言うたらあかんやつやん(涙)!
この子はもしかして
天然小悪魔なんか……?
そうなんかお前は…?
怒ってたはずやのに…
すずのそんなたった一言で
顔の筋肉は緩みまくって…
自然とにやける顔を隠しながら
「そ…れは変態チックというか…
普通のこと…なんちゃうかな?
お前が触りたいなら別に俺的には全然…
ていうか…
もう触れよ?触りまくれよ!?
丸のは普通に触ってたやんか?
あれはほんまにあかんて(涙)!」
そう必死にすずに訴えたら
すずはきょとんとした顔をして…
「私丸山さんに触りましたっけ?
全然記憶にないです…(笑)」
なんてあり得ない一言を放つ…(汗)
ここまでくるともう
天然が怖い…(汗)
そんな天然小悪魔に惚れてる自分が
怖すぎる………(涙)