• テキストサイズ

ストーカーと俺の恋模様

第6章 踏み出す勇気


すばるside

横と二人楽屋の扉を開けようとした瞬間

中から小さなすずの叫び声と一緒に

ガタガタと騒がしい音が聞こえてくる…


横と顔を見合わせて

急いで扉を開けるとそこには


床の上で半身裸の丸の上に

覆い被さるようなすずがいて


そんなすずの体を丸がしっかりと

抱き締めていた……………



あまりの光景に動けない俺の後ろから


「お前ら何してんねん…(汗)?」


なんて横の戸惑った声がして



「これは違うんですよ?

私転んでしまって…それを丸山さんが

支えてくれただけなんです…』



そんなすずの声が少し遠くから

聞こえてくる…


俺の見てる前で急いで丸の上から

飛び降りたすずは


当たり前のように丸の手を握ってひっぱり


立ち上がった丸の体を心配そうに


パンパンと叩いた…
/ 106ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp