第6章 踏み出す勇気
収録の後
すぐさま電話をして
テレビ局の前で待たしてたすずを捕まえ
手を引いて楽屋の前まで連れてくる…
だって自慢したいやん…?
誰にも見せたくないけど…
見せびらかしたい…
なんかそこは葛藤なんですよ(笑)?
「やっぱりやめましょうよ…(汗)」
そんなびびりまくりのすずの背中を押して
「ええから…入るぞ(笑)」
なんて楽屋の中に押し込んだ途端
なぜかすずの体は俺の手を離れ
部屋の中に消えていって
扉がパタンと目の前で閉まる…
意味がわからず
急いでもう一度楽屋の扉を開け
中にいるはずのすずの姿を探すと
なぜか丸と手を繋ぎ
みんなに囲まれて小さくなっている
すずを見つけた…