第45章 波乱の幕開け*茶倉
監督と紅子先輩と一緒に宿の人に挨拶しに行く。
「では四泊五日、お願いします。」
「さっ!優、部屋に行きましょ!一番良い部屋にしてもらったの!」
…さすが紅子先輩……!
私たちが部屋に向かって歩き出すと、声が聞こえてきた。
『おまえの学校はいったい何なのだよ!?』
(え、真くん?)
『誠凛高校です。』
(え!?テツくん!?)
驚いて、声のする方へ行ってみると、そこには
真くん、和くん。
そしてテツくん、火神くん。
…そして、包丁を持ち、血塗れになった、リコさんがいた。