第43章 突撃☆茶倉家の晩御飯*高尾
その後、五人でバーベキューを楽しんでいた。
「ちょっといいか?二人と話したいんだ。」
雅樹さんに突然呼ばれる。
「また変なこと言う気なの!?」
優ちゃんがすかさず止めに入ると、春さんがやんわり遮った。
「まあまあ。マー君も男の子と話せて嬉しいのよ。だから、ね?」
その言葉で優ちゃんは渋々ひいた。
なんかすっげえ羨ましい。
この二人の関係、理想的だ。
言葉はなくても、気持ちが通じ合ってる感じ…
オレも優ちゃんと…ってなに考えてんだよ!?
「じゃあ、あっちで話そうか。」
3人で少し離れた位置に移動した。