第40章 キセキの腕!?*火神
また美味しそうなお好み焼きが焼き上がり、黙々と食べる。
それの繰り返しだった。
少食の黒子でさえ箸が止まらなかった。
…結局、店のお好み焼きの生地がなくなるまで食べ続けた。
何枚食べたかは覚えていない。とりあえず数え切れないほどだった。
「うー!食べ過ぎたッスぅ!」
気づいたときには全員動けなくなってしまっていた。(俺はまだよゆーだけどな。)
帰るのが大変だったのは言うまでもない。
後々知った話だが…
この後の夏合宿が秀徳と合同になったのは、監督の料理の替わりに『天使』に作ってもらおうっていう先輩達の思惑があったらしい…