第36章 試合開始*緑間
確かにあいつらはすごいかも知れない。
それは認める。
だか、勝つのは俺達だ。
しゅっ!
(!?)
俺の頭の横をボールが飛んでった。一歩横にいたら確実に当たっていた。
「な、」
やはり黒子か…なんなのだよ!?今のパスは!?危ないのだよっ!
「うしっ!」
火神がそのパスをとりそのままダンク。
「流れは渡せません。」
『渡せません』じゃないのだよ!当てる気なのか!?
「当たるところだったのだよ…!」
後ろから俺の心を読んだかのように声が聞こえる。
「高尾、五月蠅いのだよっ!」
「いや、ぜってーそう思ったろ?」
ケラケラと笑う高尾。
こいつ…!