第33章 決戦の日*緑間
「あ、本当だ。体育館の中にはいるみたいっすけど…」
いつの間にか高尾が携帯をいじっている。
「ほら」といって皆に見せた。
『助けてください(´;ω;`)
体育館に入ったはいいけど…迷路みたいだ よヾ(・ω・`; )ノぁゎゎ
地図通りに進んでもたどり着けないし、こ こがどこなのかもわからないです(ノД`)
みんなに迷惑かけちゃってるよね…ごめん なさい>_<』
…顔文字が可愛いのだよ。
じゃなくて!
「ちょっと探してきます。」
「あ、オレも!」
「監督、私も行ってきます。」
俺達とあと一年数人が茶倉を手分けして探すことになった。
…中学の時も良くやってたな。