• テキストサイズ

黒バス triangleー青春はあっというまっ!

第29章 明かされる過去~前編~*茶倉


ーーーーーーーーーーーーー

(んん…?)

どこまでも真っ暗な空間。

闇。

それがあたりを支配していた。

『優は…?』

どこからか声が聞こえてくる。

『もう体に異常はありません。ただ…』

(ただ?)

『意識が戻るかわからない状態です。』

(…?なんの話?)

『そんなっ…!なんで…!!』

(わかんない。)

何かもかも。

この声が悲しそうなのも。

この闇のことも。

自分が何者なのかさえ。

(まあ、いいや…)

考える気力も起きない。

(ファァ…もう寝よ……zzz)

そのまま眠りについた。
/ 505ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp