• テキストサイズ

黒バス triangleー青春はあっというまっ!

第29章 明かされる過去~前編~*茶倉


「私の……過去について。」

話していいのか?

わからない。

でも2人には知ってほしいって思った。

「誰にも話したことがないから…うまく話せるかわからないけど…」

この話を聞いてどう思うのかな?

そもそも聞きたくなんかないかもしれない。

あれだけ泣いたのにまた涙は出そうだった。

「初めてなのか?…それってオレたちが特別ってこととか?」

いつものような和くんの笑顔。
真剣な真くんの顔。

いつも勇気をくれる。

「うん…」

私が素直にうなずくと、2人は顔を見合わせてふっと笑った。

「聞かせてくれ。」
「もちろん聞くのだよ。」

「…ありがとう。」

いつも2人の優しさに救われてる。




前に進みたい。

2人みたいにもっと強くなりたい。






…私は過去と向き合う決意をした。
/ 505ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp