第5章 秀徳高校バスケ部!*茶倉
入学してから一週間が過ぎた。
友達も出来た。
勉強も最初だからということもあるかもしれないが、ついていけている。
なんだか順調!
そう思ってたけど…
「優ー!部活なににする?」
「あれ?言ってなかったっけ?私はバスケ部のマネージャーって決めてるんだ~!」
「「「えっ?」」」
皆の声が重なる。
「えっ?なに?」
なんかあるの?
「…バスケ部のマネージャーって、やっぱり男子バスケ部の?」
「うん…。そうだけど?」
驚く友達に、戸惑う。
???
私の頭の上には?がいっぱい浮かんでいる。
そんな私を見かねてか、言いづらそうに口を開いた。
「…噂だけどね。」