第26章 優勝するのは…*黒子
「んー?」
「な、なんですか?」
紫原くんがお客さんのお菓子を眺めている。
身長が大きいので、威圧感がすごい。
お客さんも戸惑ってます。
「いやーお菓子美味しそうだなって~」
「い、一枚食べます?」
「え?いいのー!やった~!」
おずおずと差し出されたクッキーをひょいっと口に入れた。
「美味しい~!」
ふにゃっと笑う紫原くん。
「!//…あのもう一枚どうぞ!」
「ありがとー!」
「わ、私のも!」
「ギャップ萌か…やるわね。」
…何でこの人はずっと僕の隣にいるんですか?