第26章 優勝するのは…*黒子
働いていると騒がしい声が聞こえた。
うるさいですね。
目を向けると青峰くんと火神くんが言い争っていた。
「はあ?お前がぶつかってきたんだろっ!?」
「ボーとしてたのはそっちだろっ!?」
にらみ合っている。
どうやら青峰くんが火神くんにぶつかって今に至るらしい。
一触即発だ。
「まぁまぁ!落ち着けって☆」
「「ああ?」」
高尾君が間に入る。
「青峰くーん?今は勝負中だろ?橘さん評価してるぜ?」
隣にいる先輩さんがひらひらと手を振る。
「チッ。」
不満がありそうだったが、その場は収まった。
茶倉さんの力ですね。
「はーい!一人脱落ってことで☆」
…ラッキーです。
というかこの人完全に楽しんでますね。