第23章 事故。*緑間
「あ…//ごめん、真くん…////」
茶倉の顔が見る見る赤く染まっていく。
角度的に他の奴らには見えなかっただろうが、これでは気づかれてしまう。
というか、俺も時間がほしいのだよっ!
「おい、茶倉。ちょっと来るのだよ!」
「う、うん。//」
俺は茶倉の手を引き、空き教室に向かった。
ーーーーーーーーーーーーー
「どうしたんですかね?」
「わかんないッス。」
「優の顔、赤かったな。」
「ミドリンも焦ってたよね?」
「「………?」」
「…………………」
残されたみなさんは(1人を除いて)状況がわからなかった。