第22章 おいでませ、秀徳祭♪*茶倉
「ねえ優ちーん!まだー?俺、おなか空いたんだけど~」
こんなやりとりには興味がないのか、それともお菓子で頭が一杯なのかわからないけどあっくんがそう言った。
「ごめんなさい、あっくん。えーと空いてるお席は…!」
「あそこしか空いていないな。」
征くんが指さしたのは、テツくんたちが座っている席と大くんたちが座っている席の間。
「そ、そこでいい?」
「うん~!俺もう待てないから、早くね~!」
彼はやっぱりお菓子のことばかりらしい。
その席に向かって走っていった。
「じゃあ楽しませてもらうよ。」
「あ、うん。ごゆっくりどうぞ!」
こうして、
キセキの世代達が揃いました。