第22章 おいでませ、秀徳祭♪*茶倉
「!?紅子先輩!」
「ほーらちゃんと仕事!…この子が同級生?」
「あっ今日は!私は桃井さつき、こっちは青峰くんです。」
「へえ…なかなか…」
さっちゃんしか眼中にないらしい。
「あの…だめですよ、紅子先輩。」
「ん?なにが?」
「さっちゃんにあんなことしちゃ…」
キスされそうになったことを思い出して、もごもごしてしまう。
「うわぁ!可愛いっ!大丈夫!私には優だけだから~♪」
その言葉と同時に体がふわっと浮き上がる。
「キャァ!紅子先輩、下ろしてー!」
なんかすごく写真撮られてるよ!//
(百合だ、って声が//)
「なんなんだ、こいつ…?」
「青峰くんっ!先輩さんにそんなこと言っちゃだめだよ!」