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黒バス triangleー青春はあっというまっ!
第21章 大切なもの*青峰
「大くん、痛い…!」
そのおびえた声にはっと我に返る。
いつの間にか力を入れていたようだ。
「あっ…!悪ぃ…」
「ううん、大丈夫だよ。」
そう言ってニコッと微笑んだ。
こいつはほとんどのことを笑って許す。
中学の時から変わってねぇ。
(なにしてんだよ俺…!)
だからこそ自分が考えたこと、やってしまったことを後悔する。
好きだからこそ…
大切だからこそ…
こいつを守らなきゃいけねぇのに…!
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