第19章 文化祭は命懸け?*高尾
定期テストも終わり、じめじめする季節が近づいてきた。
「やっと部活が出来るな~長かったぜ…」
「そうだな。」
「真ちゃん打ってないから、入らなくなっちゃったとかないよなー!?」
「ありえん。俺は人事を尽くしているからな。」
「さっすがエース様☆」
自信満々な真ちゃんを見て、早くバスケがしたい気持ちが高まってきた。
「真くん!和くん!」
「おっ、優ちゃん久しぶり~♪」
「ほんとだね~!一週間ぶりなのに…それまで毎日会ってたからかな?」
部活もないし、クラスも違うので会うのは久しぶり。
テスト期間はほんと憂鬱だった。
でもそれも終わりだぜっ☆