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【あんスタ】 愛の歌

第12章 計画





レオ達は気絶した夏炎を抱いて3-Bの教室へ入った



「あら『王さま』お帰りなさい。作戦通りやっておいたわよ!」


「お、お姉様!」



教室には嵐と司、3年全員とその他がいた



「ナルありがとうな!えっと…司だっけ?今すぐ保健室からタオルとぬるめ湯を持ってきてくれ」


「はい!」



司は慌てて保健室へ向かった



「凛月〜お兄ちゃんじゃよ〜」


「死ね」


「おい月永、赤坂は大丈夫なのか?」


「気絶してるだけだ。レイ、棺桶借りるぞ」


「良いぞ。それにしても嬢ちゃんの手が汚れてるのぉ」



レオは零の棺桶に夏炎を寝かせ、丁度良く帰ってきた司からタオルとぬるま湯を受け取った



「これあの転校生の血か?」


「多分」


『ん……レ…オ…?』


「夏炎!大丈夫か?」



目を覚ました夏炎はレオの手を握ってきた
あの時の恐怖を思い出したのか手が震えていた



「起きれるか?」


『うん…』


「少し喉を潤した方がいいよ」


『ありがとう英智…』



レオに体を起こしてもらい、英智から紅茶を受け取り飲んだ



「夏炎ちゃんどこか痛いところない?」


『大丈夫よナル、心配してくれてありがとう』


「しかし顔色が悪いです。少し横になった方が良いかと…」


「新入りの言う通りだ。少し寝て休め…後はおれ達が何とかするから安心して寝てな」


『うん…』


「『王さま』」



レオは夏炎を横に寝かせ嵐と司に夏炎のことを頼み泉の元へ行った




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