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【あんスタ】 愛の歌

第8章 舞台




Sideレオ



「おまえの母親に用があるんだよ」


「!!」



夏炎のお義母さんに!?



「おまえの母親は…」




駄目だ…!夏炎のお義母さんの正体バラしたら!




「殺し「おい悪党!」!なんだてめえ!」


『レオ…』



恐怖で震えている夏炎におれは優しく微笑み大丈夫だと口パクで言った



夏炎が俺のために提案したライブを滅茶苦茶にしたくない…!



「おれの王女を返してもらうぞ!」



偽の剣を男に向け、隣にいる…誰だっけ?
まぁそいつに「あいつを驚かすことをしろ」と口パクで伝えたらそいつは分かったのは頷いた


「!…フッ、では私も参戦しましょう!」


「動くな!こいつを殺されたくなきゃ…!」


「ポン!」



バサバサ!!



ひび…なんとかっていう奴が被っていた帽子から鳩が何羽飛び出て男はそれに驚いた
その瞬間をおれは見逃さず、全力疾走で男まで走り横腹を偽の剣でつついた



「うぐっ!」


「夏炎!」


男が夏炎から離れた瞬間腕を引っ張り抱きしめた



『レオっ!』


「今ですよ!」



ドカッ!



「うがっ!」


「大人しくしてろよ」


「ナイスクロ!」



うずくまっている男にクロは押さえつけた
おれは夏炎を抱き上げ皇帝の方へ歩いた



「白の王子、無事に王女を見つけた。早く国に帰り戦を止めるぞ」


「!…そうだね…チラッ」


「コクッ…そして白の王子と黒の王子は無事王女を救出し、国の戦を止めることに成功しました。それから黒の国と白の国は政略し、黒の王子と白の王女は結婚をし幸せに暮らしました」



パチパチ…!




何とか無事に舞台が終わり、おれは急いで保健室へ走った




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