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【あんスタ】 愛の歌

第8章 舞台




レオが旅に出て3ヵ月
夏も終わり秋が始まる時期


この3ヵ月は色々な事があった
司くんが勝手にtricksterにデュエルを挑んだり、セナが真くんにちょっかい出したりと大変な3ヵ月だった

そして2ヵ月入院していた英智が退院したと聞き手作りクッキーを渡しに生徒会室に向かった




コンコン…


「どうぞ」


『失礼致します』


ガチャ



「かーえーんー!(ダキッ」


『きゃ!!桃李くん急に飛び出したら危ないよ』



生徒会室には1年の桃李と2年の弓弦と生徒会長の英智3人しかいなかった



「坊ちゃん、赤坂様が困っていますので離れましょうね(ヒョイ」


「うきゃ!奴隷のくせに生意気だぞ!それと子供扱いするな!」


「相変わらず桃李は元気だね。それと久しぶりだね夏炎」


『久しぶり』



桃李に注意した後、英智にクッキーを渡した



『これ退院祝いのクッキー。英智の身体のこと考えて作ったから』


「いつもありがとう夏炎。お礼に紅茶を淹れてあげるからそこに座って」


「会長の淹れる紅茶は美味しいんだよ!」


『なら頂きましょう』



近くに設置しているソファーに座り英智が淹れてくれた紅茶を飲んだ



『ゴクッ…すごく美味しい』


「でしょでしょ!僕も会長の紅茶すっごく大好きなんだ!」


「私も好きですね。しかし毎日飲みたいと駄々をこねると会長がまた入院するので辞めてくださいね坊ちゃん」


『(英智が倒れた原因って桃李なんだ…)』


「ヒック…僕の我が儘で入院行きになってごめんなさいっ…」


「もう許してるから泣かないでおくれ。いつも無邪気に笑う桃李が好きだよ」


「会長〜!」



自分の罪を許してくれた英智に桃李は抱きついた


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