第7章 特別編 謝罪
【DDD】から1週間のある日
「「「「……」」」」
「「「「すみませんでした!」」」」
「「「「(えええっ!?)」」」」
それは数分前…
[2-A]
ガラガラ…
『こんにちは』
「やァ夏炎ねえさん」
『あら夏目くん。珍しく教室にいるわね』
「たまに出るのもいいと思ってネ。それより2-Aに何か用があるのかイ?」
『tricksterの人達に用があって…』
「ん〜…あの人達は見ていないけド、子猫ちゃんなら防音レッスン室に行ったヨ」
『ありがとう夏目くん』
「それと夏炎ねえさんに一つ報告…"片方の命を遠くへ連れていった方がいい"」
『…報告ありがとう。レオが帰ってきたら相談してみるね』
そう言って夏目の頭を撫で防音レッスン室へ向かった