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【黒子のバスケ】瞳の奥の真実

第13章 自分の気持ち*



私達はコートの外で黄瀬君達を見ていた。もうすぐ試合が始まる。

「キセくん。よっぽど嫌だったんだね〜桜がチュウされたの…相当怒ってるよ。私もビックリしたけどさ!」

「ここ日本だよ!あんな事、人前でやったら誰でも嫌がるし怒るでしょ?!なんかもう最悪…皆に軽い女だって思われたかもしれない。」

「それはないから大丈夫。それにそうゆう意味で怒ってるんじゃないと思うんだけどね〜」

まりなの言った意味がよくわからなかったけれど
試合が始まった。
それと同時にキセキの世代の一人紫原敦が現れ紫原を入れたチームで再度試合が再会される予定だったが急な雨により試合は中断された。


「まさかアンタが紫原っちと同じ陽泉だったとはね。ビックリっスわ…」

「フッ。試合は次にお預けだね。」

「もちろんっス。今日桜っちにしたお返しは冬返すんで」

「楽しみにしてるよ…」

「なぁに〜黄瀬ちんと室ちんも知り合いだったの〜?」

「違うよ敦。今日知り合ったんだ。」

「ふ〜ん。じゃあまたね〜黄瀬ちん〜。え〜と、黄瀬ちんの隣にいる…」

「桜だよ。いつも話してるじゃないか…俺の大事な子だって。」

「あぁ〜そうだった〜桜ちんも、じゃあね〜」

「あっ。はい。バイバイ。」


辰也と紫原君は行ってしまった。
私達が話をしてた間まりな達は傘を買いに行ってくれてたからそんなに濡れずに済んだ。

「桜狭くない?傘4本しか残ってなくてさ…」

「うん。全然大丈夫だよ。」

急な雨だったし。別にまりなと二人でなら問題ない。

「桜!悪いんだけど私この後予定があったの忘れてて行かないといけない所があるんだわ!」

「えっ?そうなんだ…?わかった。」

「じゃあ。そーゆう事でキセくん!桜の事よろしく!」

「えっ!俺っスか!?了解っス!」

「じゃあまたね!桜!!森山先輩と笠松先輩もこっちですよね?じゃあ私と行きましょー!」

「おっおう。じゃあな黄瀬、神白!」

そう言ってまりなは、先輩達を引っ張って行ってしまった。なので今私は黄瀬君の傘の中にいる。落ち着け私。平常心。





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