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【黒子のバスケ】瞳の奥の真実

第11章 インターハイと誕生日1*



「なぁ、小堀…最近の練習メニューなんか変わったと思わないか?」

「お前もやっぱり気づいたか?前と比べて全体的にバランスが良くなった気がするし、体の動きがスムーズになったな!」


森山先輩と小堀先輩が練習メニューについて話をしていた。確かに俺もここ最近の練習は結構身になってると思う。それに試合の時のゲームコントロールも前と違ってスゲェー分析とかされてて指示が的確だし、なんか帝光中のバスケ部のマネージャーだった桃っちが考える戦術に少し似てる所があるけど…最近の海常は凄く俺達の事を考えてくれてる戦術だと思う。笠松先輩と監督の指示だけどなんか変わったんスよね〜


「それにしても笠松先輩達遅いっスね〜何してんだろ〜?」


「まさか笠松の奴…神白とあんな事やこんな事しているわけじゃないよな?」

「森山先輩!変な事言わないで下さい!そんな事あるわけないっしょ!!」

「どうしたんだ?黄瀬。そんなにムキになって、だが笠松が女子と二人で話すなんて神白ぐらいだろうしな!」

「小堀センパイまで〜止めて下さいよ!桜っちはそんな不純じゃないっスよ〜!」

そうっスよ!桜っちに限ってそんな事絶対ありえないっス!やっぱちょっと様子を見に行こうかと思った時…部屋のドアが開く音がした。


ーーガチャ

「オイ!おめぇら!!うっせーぞ!!外まで、まる聞こえじゃねぇーか!シバくぞ!」

「本当ですよ!!変な事考えないで下さい!!」


「桜っちー!!遅いっスよ〜!センパイに変な事されてない?」

「してねぇーよ!!テメーいい加減にしろ!」

「イタ!!痛いっス!!ちょっセンパイ止めてー!」

「もう!とりあえず席に座りましょう!明日から遠征なんですから!」


「おっ…おう。じゃあ全員いるな!お前らに報告がある!神白には、明日からアシスタントコーチとして来てもらう事になった!」

「私がアシスタントコーチなんて…納得いかない方もいると思いますが…やるからには精一杯やるのでよろしくお願いします。」


桜っちがアシスタントコーチ!!?




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