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【黒子のバスケ】瞳の奥の真実

第8章 正反対*



その日から瀬戸さんと黄瀬君が一緒にいるのを、ちょくちょく見るようになった、お似合いだなぁ〜瀬戸さんホントに可愛いから…

「あの二人最近仲良いよね〜」

「うん…そうだね…」

「でも大丈夫かね?なんかキセくんのファンの奴らが目つけてるらしいよ〜噂だけど、ホント女って怖いわぁ〜」

「まりな…うちらも女の子だよ?」

「そうだけど!うちらには縁の無い事でしょ?ファンクラブ入るとかさ!」

「そうだよね!ないない。」

でも瀬戸さんは大丈夫だよね?変な事されたりしないよね?黄瀬君のファンって凄そうだし…でも黄瀬君がきっと守ってくれるよね…?

守るか…ちょっと羨ましいな…最近私少しおかしい、黄瀬君の事を考えちゃったり、瀬戸さんと一緒にいるのを見るとなんか複雑な気持ちになる、情が移っちゃったのかな?毎日のように一緒にいればそうなるよね?そうだきっとそう。

最初は仲良くなれないタイプだと思ってたのに…今じゃ黄瀬君の事を前より知るようになって見方が変わったのかも。


「まりな…私ちょっとトイレ行ってくるね!」

「はぁ〜い!行ってらっしゃい!」


次の授業出たくないなぁ…はぁ、早く部活の時間にならないかな〜。

「おーい!神白!」

いきなり名前を、呼ばれてビックリした、この人同じクラスの確か…橘君だっけ?

「えっと橘君だよね?どうしたの?」

「神白って彼氏とかいるの?」

「いないけど…」

何突然?まともに話した事もないのにそんな事聞く?意味わかんないなぁ。

「じゃあ!俺…立候補しても良い?」

「えっ?何いきなり?意味わかんないんですけど…」

「良いじゃん!だって彼氏いないんしょ?」

「ちょっと!離して!」

教室に戻ろうとしたら、いきなり腕を掴まれた、もう授業が始まるから周りには誰もいないし…あぁーこれはもう殴ってしまって良いかな?いいよね?覚悟を決めた。


「おい!その手を離せ。」

えっ…



笠松先輩??




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