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【黒子のバスケ】瞳の奥の真実

第5章 前に進む*



あれからまりなとは一切喋ってない、でも謝らないと…今謝らないと謝る機会を逃しちゃう。次の授業が終わればまりなもすぐ部活行っちゃうし…今しかない。


「まりな…さっきはごめんね。言いすぎちゃって…」

「うん…こっちもごめん!!私…桜の事も考えずに感情のままに言ってた、ほんとごめん。」


「もう大丈夫だから…仲直りしよう?」

「うん!それじゃあ桜…お願いがある!今日部活見に来て!そんで終わった後バスケの練習付き合ってくれない?」


まりなが私に練習を付き合ってって言う時は何かしらある時だ。前は二人でよく1or1とかしてたけど、今はまったくやらなくなっちゃっもんね…


あんたり気が進まないけど…

「わかった…じゃあとりあえず家一回帰ってバッシュ取りに行ってから戻るよ。」

「うん!りょーかい!」


まりなと二人でバスケやるのっていつぶりだろう?バッシュも履くの久々だよね。捨てられなかったからな…


放課後バッシュを取りに帰って今まりなの部活を見学中。今日は女子が練習している体育館が点検中らしく男子バスケ部の体育館で合同練習。笠間先輩や黄瀬くん達も一緒だ。



まりなは、本当にバスケが上手…
基本がしっかりしてるからリズムが崩れないし、なんて言っても抜群のセンスを持ち合わせている。多分…部の中でも群を抜いている。だから嫉妬する子が出てくる…実際中学の時、その才能に嫉妬して一時期いじめなどあったが、まりなの圧倒的な実力とその性格で周りは何も言えなくなってくる。


「桜ー!もう片付け入るからもう少し待っててー!」

「わかったー!」



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