• テキストサイズ

【黒子のバスケ】瞳の奥の真実

第4章 本当の姿*



「とりあえず神白は、ゆっくり練習見てけ!終わったら感想教えろ。」

「はい。」

そう言って笠間先輩達は、練習を再開した。


「じゃあこの後はミニゲームをやる!全員集合!」


「「「ウッス!!」」」


笠松先輩の集合の合図で皆集まってきた。これからミニゲームだけど黄瀬くんのちゃんとしたプレー初めて見るなぁ〜体育の授業とは、話が違うもんね!笠松先輩のバスケも久々だし、なんか楽しくなってきた。


「神白さん♩しっかり見ててよ!!俺のプレー、カッコいいとこ見せるッスよ」

「お(れ)頑張(り)ますよ!!や(り)ますよ!!」

「今日は君のために勝利を捧げよう。」



…やっぱ変な人達ばかりだなぁ〜森山先輩の隣にいる人なんて何言ってるかわかんない。


「おい!テメェら良い加減にしろ!ささっと初めっぞ!」


あ〜ぁ、毎度怒られてるばかりで、懲りないね。
でも…なんかこうゆうの嫌いじゃないな〜







ゲームが始まって私は、言葉を失った。あんなにふざけてた黄瀬涼太はどこにもいない。


綺麗…久々にそう思った。こんなに美しいバスケは、もしかしたら初めてかもしれない。別にフォームが綺麗とか、そうゆい美しいじゃないんだけど…自分でも説明できない。ただ黄瀬くんのバスケはキレイだと思ってしまった。

初めてこの体育館で黄瀬くんを見た時は本当に腹が立った。バスケを舐めてるとも思った。でもあの笠松先輩の言葉で何か少し変わったのかな?






私はただ、永遠にこの人達のバスケが見ていたい。そう思った…



/ 142ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp