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【黒子のバスケ】瞳の奥の真実

第17章 恋愛初心者*



黄瀬side

「急に呼び出しやがって、何かあったのか?」

「笠松先輩!!俺…桜と付き合う事になったんで…報告しとこうと思って…」

「………どうゆう事だ?!」

急に真剣な顔をした笠松先輩に少し緊張したけど…ここは、しっかり説明しないと…

「俺…ずっと桜が好きだったんス…それで昨日告って…桜も、俺の事好きって言ってくれたんス…」


先輩は何も言わないで俺の顔をジッと見てくる…ヤッパ…笠松先輩は…

「お前…あいつの事ちゃんと好きなんだな?」

今まで黙ってた笠松先輩が急にそんな事聞いてくるから少し同様したけど…そんの当たり前っしょ?

「モチロンっスよ!!」

「そうか…わかった…なら良い。まぁ…あいつは大丈夫だと思うけど、お前には言っとく!部活に支障はきたすんじゃねぇぞ!?」

「ハイ!!あと…一応この事は、まだ皆には、内緒にしておいてもらえないっスか?」

「神白が言ってんのか?」

「俺は別に良いって言ったんスけど…桜、ガンコなんでウィンターカップ終わるまでは黙っててほしいらしいっス…」

「あぁ…わかった。じゃあそろそろ行くぞ!あいつ待ってんだろう?」

「そうっスね………あと笠松先輩…いや、なんでもないっス!!」

「んだよ!?」

「なんでもないっスよ!気にしないでください!」

桜の事好きか聞こうと思ったけど…ヤッパ止めた。もし…笠松先輩が桜が好きって言ったとしても、俺の気持ちは変わらないし譲る気なんてサラサラない…


「おい!黄瀬…!あいつの事泣かしたら…俺が許さねぇからな!わかったら行くぞ!」


あ〜ぁ、聞かなくてもわかっちゃったっスね…先輩…俺、桜の事だけは負けないんで…


「嬉し泣きは、させるかもしれないっスけどね…」

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