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【HQ】バレーより好きな人。短編集
第1章 *隣の席* [孤爪研磨]
最初は誰に言ってるのかわからなかったけど、気づいた。
____俺に言ってんのか
自分でも真っ赤になってくのがわかった。
「お、俺、孤爪研磨…よろしく…」
やっとの思いで口から絞り出した声は、とても小さくて、情けなかった。
それでも彼女は、
「じゃあ孤爪くんって呼んでいい?」
そう、笑顔で聞いてくる。
「え、あ、うん…」
彼女の笑顔が綺麗で眩しくて、目をそらす。
今までは遠くて眺めてるだけだったから、隣にいると別世界の人のようだ。
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