• テキストサイズ

【TOZB】Tales of Zersetia

第6章 第4章 業魔一行との邂逅




そこで、情報屋を使い調べてみると"ゼルセティア"つまり私は"不殺"という誓約により、聖主としての力を得たらしい。

人間が誓約の力をもってしても、聖主になることなど出来る訳はないのに。
これもトリップしたらしい私のチート能力なのか、霊応力がある人間だから可能だったのかはわからない。

「おっと、相手は俺たちじゃないぜ」
「俺だ。」
アイゼンに付き従う聖隷のように。と言うのも変だけど、
そんな感じでベルベッドの前にゆっくりと歩いてきたアイゼンの少し後ろで、私は立ち止った。

「海賊に女が居るなんてね。」
フィーが紙葉でアイゼンに攻撃し、アイゼンが地面から岩で壁を使って防いでる最中に、ベルベッドはそんなことを言った。
(それな。)
「聖隷!?」
「いいや・・・・・・"死神"だ。」
「いや、聖隷で合ってるでしょ。」
私は呆れたように突っ込んだ。
アイゼン、実は死神って呼び名結構気に入ってるよね。
真名に使うくらいだし。
/ 28ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp