第1章 恋×愛
特に何もない日が続いた
いつものようにスーパーに行った
その帰り自転車に乗ろうとしたら
この前のすばるさんが居てた
息子と同じ名前やから嬉しくなって
『こんにちは』
挨拶をした
向うも会釈を返してくれた
すばるさんは、作業着を着てるから
現場系の仕事の人かな?
勝手に考えてた
忠義にもすばるさんの話は、した
忠義は、興味ない感じで「そうなんやー」
って、言う反応やった
これやから専業主婦は、つまらん
忠義とスバルしか話さん日とかしょっちゅうやしな(笑)
あと、レジの人(笑)
スバルが幼稚園に行き始めて、生活にも余裕が出来た
あたしは、働くことを決めた
『なぁー忠義ー。スバルが幼稚園の間、パートでもしようかと思うねんけど』
忠義「ええんちゃう。無理したあかんでー」
『うん。ありがとう』
忠義の許可も貰って、翌日から職探しが始まった
ハローワークに行き、相談をし
意外とあっさり決まった
小さな会社の事務
面接もその日のうちに行き
社長さんとも話して、幼稚園の間だけという許可も頂いた
早速、翌日から働くことになった