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愛されたい・・・

第3章 宝×心






あの日以来



すばるさんと話すことを避けるようにした





すばるさんも絶対気付いてる





それでも、あたしに話しかけ


そっけない態度であたしは、返す






あたしは、忠義が好きでスバルのママ



何回もそう言い聞かせた






それでも、気付いたらすばるさんを目で追ってる自分が居てた







事務仕事をしながらぼーっとしてた




すばる「どないしてん?」


『あっ・・・えっ・・・』


すばる「誰もいてへんで」


『あぁ・・・』


すばる「お前の幸せ壊したいとかまで思わんけど、お前のこと好きやから」


『・・・』


すばる「お前は?」


『・・・』


すばる「一人の男としてどう思う?お前が女として・・・」




忘れてた



あたしは、忠義の妻でありスバルの母親



その前に女なんや・・・






あたしは、立ち上がりすばるさんにキスをした




すばる「ちょっ・・・」



何回も向きを変え


何回も・・・





すばる「どないしてん?なんかあったんか?」


『好き・・・すばるさんのこと好き・・・』


すばる「俺は、お前のこと好きより愛してる。俺だけのモノにしたいぐらい」




あたしとすばるさんは、またキスをした





しばらくして、車のエンジン音が聞こえて


お互い我に返った







すばるさんから顔を背けて、席に戻った





どこまでアホやねん




あたし・・・







仕事を終え、車に乗ろうとした




すばる「おい。」



『・・・』



あたしは、すばるさんの顔を見ずに車のロックを解除した




すばる「俺と付き合って欲しい」


『あたし・・・』


すばる「んなもん知ってる。遊びでかまへんから」


『あたしも・・・』


すばる「お疲れさん」






あたしも、すばるさん好き



今のあたしは、すばるさんに愛されてるって思っていたい





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