第3章 恋の応援しちゃいます?
「…え?俺全然無理してないよ」
「そ、そんな遠慮しないで…」
「本当はさー。りいなちゃんも観覧車乗りたかったんじゃないの?」
「え?」
「だってりいなちゃんずっと観覧車の方見てたもん。だからあの方法だって思いついたんだろ?」
「…うん」
「ほらやっぱり~」
…なんでバレちゃったんだろう。確かに私今日観覧車よく見てたし、2人が乗ってる時私も乗りたいな~とか思ってたけど。(でもみんなには悪くて頼めない)
「観覧車好きなの?」
「うん…。超大好きです…」
…ここまで当てられるとかなり恥ずかしい。