• テキストサイズ

城坂学園生徒会

第2章 友達作り大作戦


そしてふと、作業をしている間にさっき瑞希くんが言っていた事が頭に浮かんだ。


(そういえば、“この前みたいに自分の思った事はっきり喋ってみて”って言ってたな)


自分の思った事をはっきり、か…。

もしはっきり話してもっと嫌われたら…。


「ねえ、佐々本さん。」


そんな事を考えていると、また遠山さんが私に話しかけてきた。


「あ、はい…?」


今度はなんだろう?まだプリントはたくさんあるみたいだし…?すると、呆れたように言った。


「瑞希の言いなりになってばっかでいいの?」


「…え?」


「だってアンタ瑞希に言われて、私と一緒にいようとしてんでしょ?」
/ 122ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp