第2章 友達作り大作戦
「ふ~ん…。そうなんだあ~…。」
一見笑っているようにも見えるけど、目が笑ってないのは気のせいだろうか…。
「そ、そうだ!!トランプでもしよ!天馬がちょうど持ってきてたし!!」
「そ、そうする?じゃ今持ってくるよ」
陸くんと天馬くんが急いでトランプ用意してる。
…やっぱりみんなにもわかったのかなあ。遠山さん、機嫌悪そうだって…。
それから、ただお昼休みが終わるまでひたすらトランプをしてたけど、私は上手く話しかける事なんてできなかった。
〈現在〉
(思い出すとなんかますます私って何もできてない事を実感させられるなあ…。)
毎日同じように、みんなはたくさん接点作ってくれたのに、私は何1ついかせなかった。