第4章 クラスマッチは波乱の予感!?
「あ、そういえば…!昨日麻里絵ちゃん途中からいなかったけど…」
「生徒会に置いて行かれたの。どっか行くなら声ぐらいかけてくれればいいのに」
「…あ、そうだったんだ」
みんなも置いて行かないでよ…。
「おっはよ~!!」
後ろから大きな声で藍くんが話しかけてきた。
「おはよう…。藍くん」
珍しいなあ。朝から1人で話しかけてくるなんて。
「ニコニコ」
「?…藍くんどうしたの?」
なんかすごくニコニコしてる。
「りいなちゃんってさ、超いい子だなと思って」
「え?」
「俺りいなちゃんとはすっごく仲良くなれそうだよ!!」
藍くんは急に私の両手を掴んでそう言った。
「これからも宜しく!」
「は、はあ…」
…なんかよくわからないけど…。
ま、いっか…!