第4章 クラスマッチは波乱の予感!?
「じゃあ時間もないし…。3分間で点を多く取れた方が勝ちな」
「わかりました!」
ピーーッ!!
そして試合開始!!
「りいなちゃん!」
すると、試合開始直後に瑞希くんと天馬くんが走って私の所にやって来た。
「探したよー。ジュース買いに行ったっきり帰ってこないから」
「…あ。ごめんなさい…」
そうだった。藍くんと一緒に2人の様子を見てたらすっかり忘れてた。
「でさ、見てわかると思うけど藍くん急に2人を連れ出して訳わかんねー事始めちゃって。…何か知らない?」
「あ…その事なんだけど実は…」
私は2人に事情を説明した。
「えーー!?桜ちゃんを賭けて先輩と対決してる!?」
「うん…。なんかそんな事になっちゃって…」