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城坂学園生徒会

第4章 クラスマッチは波乱の予感!?


「…桜ちゃん?」


と、もう1人誰か男子生徒がいる。


「あの人ね…。同じ部活の先輩なんだ」


藍くんの話によると、あの男子生徒は、バスケ部の3年生の中村先輩という人で、総体で引退するまでは藍くんと同じくバスケ部のエースだったらしい。


「みんなの所に行こうとしてたらたまたま通りかかって。桜ちゃんと先輩何やってるのかな~…」


藍くんは心配そうに柱の陰から見続けている。

確かに、2人とも楽しそうにお話してるなあ。


「…仲良そうだね」


「…うん」


藍くんは少し残念そうに言った。


「…桜ちゃんね、先輩はバスケも上手で人間性もすごく素敵な人だから尊敬してるって言ってた。
だから俺も先輩に負けないようにバスケも頑張ったし、少しでも人としていい人になれるように頑張ったけど…。」


「…けど?」
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