第61章 カラ松と媚薬で酔いしれたい時に読む話
ベッドに寝かせられると、カラ松くんは首、鎖骨、脇腹を指で撫で回す。
触って欲しいところを避けられるように指が動き回り、切なくて身体がもじもじしてしまう。
「マイハニー…今日は随分と色っぽいな」
「や……だぁ…ちゃんと触って…」
「こんなに敏感になっているのに、いいのか?」
「は…やく……」
「…どうなっても知らないからな?」
部屋着をたくし上げられ、胸の先端を舌先でツンと舐められる。
「あぁぁんっ!!」
それだけで、わたしの身体は軽く達してしまった。
「んーー?これだけでイッたのか?」
クタリとベッドに沈むと、カラ松くんは意地悪な笑顔を向けてきた。
恥ずかしい…!
なんで…こんなに…。
どうしたらいいのか分からない。
自分が自分じゃないみたいだ。
だめ…。
身体の渇きが収まらない。
触れられるほど感度が上がっていく。
「からまつ…くん…もっとぉ……」
どうしてこんなにエッチな気持ちになってるんだろう。
羞恥で目に涙が溜まる。
「…困ったハニーだ」
「ごめんなさ…い…」
瞼にキスが落とされたかと思うと、
「いいだろう…可愛がってやるよ」
カラ松くんは口角を上げて微笑み、胸の尖った先端に吸い付いた。
粘膜の中へ吸い込まれ、舌でコロコロと転がし放される。
「あぁぁんっ!すごいぃ…っ!!」
何度も襲いくる快感に身体を震わせ、バスローブにしがみついた。