第54章 長男に松野家お呼ばれのちトランプ時々裏
コクンと全部飲み込みおにいちゃんに微笑みかける。
「おにいちゃん、いっぱい出たね?」
「あぁ…イカされちゃったな」
出したばかりだからか、おそ松くんの声が低くなる。
急にテンションが下がったような…?
ソファーにドスッと座り下を向いている。
と思ったら…
「キャッ!?」
いきなりわたしのショーツを下げ、ソファーの上で脚をM字に開かされた。
「誰に仕込まれた?」
「え…?えぇっ!?」
突然、脚の間に違和感が走る。
「……っ!?」
下を向けば、ズブリと指を二本入れられている。
「俺、あんなテクニック教えてねーし」
「ん……抜いて…っ!」
「カラ松か?それともトド松?」
「な、何言ってるの!?」
おそ松くんは指をクイと曲げ、掻くように激しく動かした。
「あぁっ!ダメーーッ!!」
私が弱いところを何度も刺激してくる。
「お兄ちゃんに内緒で誰と気持ちよくなった?あー?」
ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ——卑猥な音を立てながら、ニタリと余裕のある笑みを向けてくるおにいちゃん。
騙された。
…ただの、妹プレイ嫉妬シチュだった。