第54章 長男に松野家お呼ばれのちトランプ時々裏
主人公視点
「ん……」
少し息苦しくなって目が覚めた。
「あ…ん…っ」
口を無理やりこじ開けられ、侵入する生暖かい舌が口の中を唾液で満たし、気づけば胸を揉まれていた。
(あれ…?わたしエッチの途中で寝ちゃったんだっけ…?)
寝ぼけながらも気持ちよくて勝手に声が漏れる。
「んぁ…ん…はぁ…あぁっ」
わたしがうっすらと目を開けると、暗がりの中おそ松くんと目が合った。
「そんなに声出したらみんな起きるぜ?」
「みん…な?」
(っ!!)
言われてハッとした。
今わたしは、松野家のソファーにいるんだ。
弟くん達はトランプしながらゴロゴロしていて、わたしもソファーでくつろいでいて…それでそのまま寝ちゃったんだ。
わたしはおそ松くんを引き離そうと、馬乗りになった彼の肩を必死に押した。
「や…めて…っ…みんないるのに…っ!」
「感じまくってたのに止めたらマンコ様が可哀想だろーが。ほら…」
ショーツの上から敏感なトコを指で押され、グチュリと音がした。
そしてマンコ様って初めて言われた…。
「もっとしておそまちゅ〜って泣いてるぜ?」
「ちょっと!バカなの!?」
「あぁバカだよ。バカみてーにお前に夢中なの」
「ひぁっ!」
ショーツの上から湿り始めた中心を指でなぞられる。感じたくないのに、おそ松くんを知ってしまった身体は心とは裏腹に敏感に反応してしまう。
「主ちゃんってホント淫乱だよな。すぐ濡れちゃうんだから」
「やだ…やめて…!」
「んーそうなの?イヤなの?でもな、お兄ちゃん可愛い妹が嫌がることいっぱいしちゃうから…」
いつの間にかいつぞやの妹プレイが始まっている。
「覚悟しろよ?」
おそ松くんは、戸惑うわたしを見て妖しく微笑んだ。