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おそ松さん〜ニート達の裏模様〜

第52章 番外編 神松育成ストーリー(読切逆ハー裏)


気持ちが混乱し震えていると、一松がそっと手を繋いでくれた。
手を引かれ二人で押入れから出る。


「ねぇみんな、おれ決めたから…」

「なーにー?一松にーさん!」

「…コイツを殺して、おれも死ぬ」

「いやそれ一番バッドエンドだからっ!!」


チョロ松がいつの間にか大人のオモチャを持ちながら、それを一松にビシッと向けてツッコミを入れた。

というか何?あのボールが連なった様なのと、大根みたいに太い棒は…。
あんなの挿れられたら、わたし死んじゃうよ?


「あのっ、みんな…わたしね、やっぱり寂しいけれどもうみんなに甘えずに……ってどうしたの!?」


口論していた四人が、わたしの何も履いていない下半身を凝視している。


「チョロ松〜、とりあえず話し合いはさ、お前が買ってきたのを試してからにする?」

「ぼ、僕は賛成。カラ松兄さんは?って、死んでるか」

「おれは反対…」

「いや、一松は今楽しんでいたからナシね」

「……え?」


おそ松に除外宣告され、分かりやすいくらいにしょんぼりする一松。
助けて欲しかったけれど、これ以上彼のメンタルを傷つける訳にはいかない。

一人で逃げ切らないと…。


「十四松兄さんは?」

「あ、あ、ああああ!!」

「ふふっ、意味わかんないから、ボクと二人で賛成に2票ねっ」


十四松は何故か顔を引きつらせ震えだした。


「んじゃ、主ちゃん、すぐ気持ちよくしてやるから…五人でセックスしようぜ?」

「い、いや…っ!!」


一松が庇う様にわたしを抱きしめてくれたけど、


「はいどいてー?」

「っ!!」


すぐにおそ松に引き離されてしまった。

おぞましい大人のオモチャを持った四人が、ジリジリとにじり寄ってくる。


「お願いっ!!エッチならちゃんとするからっ!それだけはイヤ!!その大っきいのだけはムリッ!!」

「平気だよ主ちゃん、ほら、このパッケージの女の子なんてしっかり咥え込んでるし」

「やだやだやだ!そんなの絶対合成っ!!やめてっ、来ないでーーっ!!」


あと一歩で手が届きそうになった時…


—パァーーッ—


「迎えに来たよ。主ちゃん…」

「っ!!」


突然、まばゆい光と共に、全身白い服を着た人がわたしの前に現れた。


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