第52章 番外編 神松育成ストーリー(読切逆ハー裏)
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なんとか気づかれずにエッチを終えたけれど…。
「そんなのダメ!!主ちゃんに会えなくなるなんて絶対やだ!!だったらボクが付き合う!!ボクが一番始めにエッチしたしぃ?」
「だからぁ、俺達の役目は終わったの!!最後に全員中出しして笑顔で見送るっつってんだろーが!!」
「なんでそんなゲスい事しか言えないの!?バカでクズで圧倒的最底辺でモラルの欠片もないゲスの中のゲス松長男っ!!」
「あぁっ!?テメー今長々となんつったぁ!?長男ナメんじゃねーっ!!」
事態は思わぬ方向に…。
トド松がおそ松に喧嘩の内容を聞いたのをきっかけに、言い争いが始まってしまった。
おそ松と十四松がわたしとサヨナラ派。
一方、カラ松とトド松は付き合う派。
わたしと一松は、押入れの隙間から四人を観察している。
(なにこのあんたに都合のいい展開…イラつくんだけど)
(そ、そう言われても…)
四人の口論は止まらない。
「オレはモーニングサンシャインに誓ったんだ…!主をオレの手で守ってみせるって!だからみんなすまない!!主をオレの女にブフッ!!??」
押入れからギターが飛んで行き、カラ松のアゴにアッパーをお見舞いした。
(いちまつーー!!??なんでギター投げたの!?ここにいるのバレちゃうでしょっ!!)
(…いつものクセで)
(いつものクセ!?)
(まぁ、平気だから…)
何が平気なんだと思ったけれど、カラ松が倒れたのに、なぜか三人は気にする素振りを全然見せなかった。
むしろガン無視である。