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おそ松さん〜ニート達の裏模様〜

第52章 番外編 神松育成ストーリー(読切逆ハー裏)


主人公視点


松野家に転がり込んでから一週間が過ぎようとしていた。

わたしは毎夜、ソファーで眠りにつく。


「主…」


誰かに耳元で囁かれ、夢の世界から呼び戻された。


「ん…」

(今夜は…誰だろう?)


顔が同じな上に暗闇なので、声や仕草で判別するしかない。


「おそ松…かな?」

「ハズレだ」

「あ…んんっ」


誘うような低い声、情熱的なキス…。


(カラ松だったんだ…)


わたしは彼のセックスが一番好きだ。

だって、まるで恋人になったかのような甘い言葉、優しい愛撫でいつもイカせてくれるから…。

わたしは何の抵抗もせずに彼の背中に腕を回す。


「いいんだな?」

「きて…気持ちよくして…」


・・・


そう。


わたしは松野家の性処理道具。

どんな要求だって受け入れる。

未来なんかどうだっていい。

今ここにある快楽に耽り、わたしはひたすら溺れていたい。


「カラ松…そこ…もっと…っ!」

「ああ、でも静かにしろ。ブラザー達が起きたらまた激しく犯されるぞ?」

「んーーっ!」


片手で口を抑えられながら、彼は欲望を中に吐き出す。


「ハァッ…ハァッ…なぁ、もう一回…」

「いいよ…何度でも来て…カラ松…」

「…主っ!」


彼はすぐに回復して、そそり立つ熱い棒でわたしの中を快感で満たしていく。


(このまま…ずっと……現実なんかに戻りたくない…)


人生の歯車が狂いだしたのは、ほんの一週間前のささいな出会いからだった。


・・・



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