第48章 ※ハロウィン戦争 トド松
トド松視点
いつの間にか日本で定着したイベント、ハロウィン。
ボクが小学生の頃なんて、全く機能していなかったのに。
某テーマパークパークの影響かな?
ま、楽しければ何だっていいよネッ!
そんなこんなで、ボクの彼女主ちゃんの実家兼ケーキ屋でも、ハロウィンイベントを開催する事になった。
なんでも、ハロウィン当日に仮装してお店に来たらドリンク無料なんだって。
そして、「彼氏」であるボクがまたお手伝いに来てるってわけ。
お店にカボチャランタンを置いたり、コウモリやオバケの飾り付けをしたり…。
ボク、こーゆーカワイイのだーいすきっ!!
でも、ボクが何よりもウキウキしているのは…
「トッティ、入り口の飾り付け終わった?」
「あ、ゴメーンもう少しだよっ!」
主ちゃんのコ・ス・プ・レ!!
その衣装は、小さな魔女の帽子を斜めに被った、ミニスカニーハイのクソエロ魔女っ子!!
頬にカボチャのボディーペイント風なシールと、血糊でエプロンにホラー要素を取り入れてるのがポイントッ!
一方のボクは、去年着た死神の格好は作業しづらいから却下。
シャツとエプロンに、悪魔のツノがついたワークキャップを被り、小さな羽根を背中に付け、お尻に尻尾を生やしたシンプルな仮装。
色はもちろん、ポップな感じにオールピンク!そして、ボクもお揃いで頬にカボチャのシール!
カワイイ?ふふっありがとう!でも、キミには負けちゃうけどねっ。