第46章 さて…本気を出すとしよう… カラ松
「ま、待って…カラ松くん…」
何度も抱いているのに、未だに裸を見られるのを恥じらう主。
オレはお構い無しにブラウスのボタンを外していき、片手でブラジャーのホックを取る。
窮屈そうなブラジャーから解放され、胸がぷるんとオレに挨拶した。
すぐにしゃぶりつきたい衝動に駆られたが…
「わかった…」
「え…?」
「待てと言うなら待ってやる」
久しぶりに主に少し、意地悪をしたくなった。
焦らしに焦らし、主からおねだりしてくるまでオレは触らない。
断じて触らない。
さぁ、果たしてどうなるかな?
「温泉旅行は楽しかったか?」
「へ?…う、うん」
ソファーに深くもたれると、オレの既に反応している下半身の膨らみが目に付いたようで、主の瞳が揺らめいた。
「それはよかった。なぁ、オレ達もまた旅行しよう。今度は西の方へ行きたいな。大阪あたりどうだ?」
「いい…けど…」
主が内股を閉じ、もじもじ脚を動かし始めた。
(耐えろ…耐えるんだオレ!!)
そして、主は更に頬を紅潮させ、『カラ松くん、どうして触れてくれないの?わたし、身体が火照って、アソコが熱くなってきちゃった…。おっぱいだって、触って欲しくて乳首が硬くなって待ってるよ?ねぇ……抱いて…お願い…変になっちゃうよぉ…カラ松きゅうん…っ!!』と言いたげな瞳で、切なそうにオレを見ている。
(た、耐えられないぃ!!そんな瞳で見つめられたら、オレの方が変になってしまいそうだぁ!!)
エロすぎて額から脂汗が滲み出る。
勝手に焦らしプレイを始めて勝手に終了とか、オレ、カッコ悪すぎない!?
すると、主はクスッと微笑み…
「こんなにしながら我慢しちゃって…変なカラ松くんっ」
「え?な、何を…!」
オレのズボンを下ろし始め、
「久しぶりに、口でしてあげる…」
「っ!!」
なんの躊躇も見せずに、オレの反り返ったソレを咥え込んだ。
愛のキャッチボールならぬ、愛のナックルボールだった。
(主…お前と言う女は…!)
オレの目の前に、愛の女神が降臨した。