第6章 五男と性欲
「主ちゃん、もっと上に乗っかってー」
ひょいと腕を掴まれ、仰向けの十四松君の上に乗っけられると…
「…あっ……あぁっ!」
顔の位置に胸がくるように促され、ちゅうちゅうと恥ずかしい音を立てながら乳首に吸い付いてきた。
「あんっ…じ、じゅうしまつ…くんっ…すごく気持ちいい…!どうして…そんなに上手いの?…んぁっ…あぁっ!」
「そうかなー?わかんない!でもね、主ちゃんのカラダのキモチいいところはわかるよー!」
そう言うと、太腿の内側に指が這い、思わず身体がビクつき声が漏れる。
「ほらねー?」
(やっぱり…十四松くんって、なんかスゴイ…そうだよね…十四松くんだもんね…)
「ねぇ…十四松くんのことも…んっ…気持ちよく…はぁ…はぁ…してあげたいな…んぁっ……!」
胸への愛撫に虜になりながらも、必死に言葉を紡ぐ。
「おっぱい柔らかくてキモチいいよー?」
「そ、それとはちょっと違うのを、してあげたいんだけどな…」
すると、十四松くんは何かを閃いたように「そーだ」と声を上げた。
「どうしたの?」
「じゃあ、このままあっち向いてくれる?」
そう言うと、四つん這いのわたしの頭が反対側になるように移動させられる。
「こ…これってもしかして…」
「うん!ろっくごじゅうしまーつ!!」
シックスナインの体勢に…なった…。