第44章 続・一松事変 〜作者リク作品〜
絶頂を迎えた主を、イッた余韻が残っているうちに床に組み敷いた。
フツーさ、見ただけで終わるわけがないよね。
お人好しすぎるよ、主。
おれがちゃんと見てないと、変な壺とか買わされそう。
主の瞳が絶望の色を見せる。
「いや…っ!やめて!約束が違う!!」
「すまないガール。おれのカラ松ボーイがお前とドッキングしたくてガチガチなんだオーケー?」
お前が抵抗したっておれに勝てるわけない。
いつもそうだろ?
「いやぁぁぁっ!!」
深いところまで一気に突き刺すと、主は大粒の涙を流し、手足をジタバタさせて抵抗する。
「どうだぁ?一松の前でおれと繋がるのは?起きたら一松どんな顔するだろぅなぁ?」
「もう許してっ!いちまつくんっいちまつくぅん!」
「助けを呼んでも一松は簡単には起きなぁい。あぁ、いいねぇ…サイコーに締まるなぁ、一松に独り占めさせるには惜しいマンコだぜぇ」
嫌がっていても快楽には抗えないのか、主の中はおれのチンコをしっかり咥え込んでいる。
このまま中出ししたら、どんな表情を見せてくれるんだろう?
見たい。
壊れるお前を——。
「あぁ、お前が締め付けるからもう我慢の限界だジーザス。このままお前の中におれのザーメンを注ぐぜベイビー」
そう言って、腰を掴み激しく振れば、主は悲鳴をあげて懇願した。
「お願いっやめてっ!からまつくんっ……あ、やぁっ!だめえ!」
主の一番感じる場所に亀頭をゴリゴリ押し付ける。
ぎゅうぎゅうに締まって、もうおれは限界だ。
「あぁ——ヘブンが…見えてきた…ほら、飲み込め——ッ!!」
「やだやだやだっいやぁぁぁぁぁ!!」
ドクドクドクとザーメンを注ぎながら主にキスをする。
「はぁ…サイコーにエキサイトしてしまったぜ」
主は嗚咽を漏らしながらなおも涙を流し続けている。
そんなん見たらまた勃つんですけど。
「キューティハニー、もう一発おれの
イタイ台詞の途中、不意にサングラスが外れた。
「いちまつ、くん…!?」
主の顔から恐怖が消え、戸惑いと安堵、快楽が混ざり合った複雑な表情になった。
やっぱり、この目つきはどうやっても変装出来ないようだ。