• テキストサイズ

おそ松さん〜ニート達の裏模様〜

第28章 ※アンケート投票第3位 十四松パンとわたし


・・・


・・・



「うう、ん……」



窓から差し込む朝日のまぶしさに目が覚めた。



「あれ?」



いつの間にか、わたしは自宅のベッドに戻ってきていた。


キスをしたのまでは何となく覚えているけれど、それ以降の記憶が全くない。


ベランダの掃き出し窓は開けっ放しになっているけど、ちゃんと網戸にしてある。



(やっぱり…ただの夢だったんだ)



でも、夢の中に会いに来てくれたんだね。



(すごく楽しい夢だったな。十四松くんといっぱい過ごせたし、ティンカーイチちゃん可愛かったし…)



だけど、夢にしてはリアルだったことがいくつもあったような…。



(わたし、よっぽど十四松くんに会いたいんだなぁ)



今日の夢の話を、彼に話したら一体どう思うだろう?



(っと…もう起きないと!)



上半身を起こしてからベッドに座り、立ち上がると…



—ガリッ—



「痛っ!」



何かを踏んづけ、足に痛みが走る。



恐る恐る足元に目をやると、そこにあったのは…



(これ、ティンカーイチちゃんの?)



踏まれてボロボロになった松ぼっくりだった。











/ 1118ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp