第26章 鬼の寝る間にいちごパンツ おそ松
(さ、今日は何色かなー?赤かな?白かな?ピンクかなぁ?)
慣れた手つきでズボンをするりと脱がせる。
すると、俺の目に飛び込んできたのは…。
想像を遥かに超えたとんでもないシロモノだった。
(おい、ちょっと待て…!こんなことが、あっていいのか…!!)
俺は生唾を飲み込む。
(ワインレッドの——Tバック…だと!!??)
照れ屋なくせに、こういうのニガテなくせに。
俺を喜ばせるために、こんなダイタンな下着を着けて待っていたっつーの!?
スマホでエロい下着を探して、頬を赤く染めながら、ポチッて押したっつーの!?
何それ何そのいじらしさ!!!!
主ちゃん…確実に俺を泣かせにきてない!?
気がつくと、目頭が熱くなっていた…。